2006-01-01から1年間の記事一覧

ほなな

いつもと同じように別れるぞ。ほなな。 先般、ネットで文字では読んでいた、 カンニング竹山の中やんへの悼辞の末文。 帰省の支度をしつつ年末のニュース特番で初めて耳できく。 なにげないことを覚えているのは愛なのだ、 と、あらためて思った。

「からかい」や「冷やかし」の蓄積が「いじめ」に相当する

と、福岡中二自殺についての調査委員会の報告書。 うざい、きもい、をアダ名化して呼ぶ。1回ならからかいか。 集団でズボンを脱がそうとする。1回ならからかいか。 否。 「からかい」や「冷やかし」の蓄積ではなく、小さな「いじめ」の蓄積だろう。 自己の…

クラウン

ここでいうクラウンとは、パントマイムやジャグリングなどの身体芸を基礎に 「笑い」を追求するパフォーマンスのことだ。(クラウンの山本光洋についての記事より 大友浩 産経新聞) このクラウンはいっかな広がらない言葉だなあ。 王冠のCROWNとスペルが違っ…

攻守交替

紅白歌合戦の歌唱順が発表された。 その表を眺めていて何気に気になったのが 紅→白 の順に歌っていたのを 白→紅 に変えることを 攻守交替ということ。 歌うことを「攻め」と表現するのはいいが 歌唱の間は、野球と違ってなんんんにも守ってないもんなあ。 か…

ポロニウム

ポロ、なんて可愛げでメロディアスな音がアタマにきているのに、 ニウム、で一気に化学の冷徹さの勝ちになる。 ニウムは強い。 ゼラニウム香ばしい坂道の朝 で始まる太田裕美の歌も、そういえばずっと違和感あったものなあ。 ポロニウムは1億分の4.7グラムで…

拾遺

●人は、自分の居場所を求めて移っていく。(いしかわじゅん「秘密の手帖」) 「居場所」か。大仰な言い方でないのがいいなあ。 ●現役で居続けるのも、老後乗り切る賢策かもしれません。が、 その場合、仕事の現場に敬老席はない、ということを 覚悟しておく必…

ハンカチ世代あらためサイタナ世代はどうだろう

甲子園優勝の斉藤投手が、スポルティバのインタビューの中で 「ハンカチ世代」と呼ぶのはやめてほしい。弱弱しくていやだ。 と言っているらしい(サンスポHPより孫引き)。 を受けてフト思いついたのが、斉藤投手の「サイ」と、駒苫の田中投手の「タナ」をとっ…

音楽を続けられることがけして当たり前ではないことを

彼らは思い出させてくれました。 と、のだめカンタービレ最終回で、ミルヒーが。 ライジングスターオーケストラのクリスマス演奏会を見ながら語る。 そうした苦い現実をしっかりおさえて綴られる物語だから、 ばか笑いしながら、しっかり泣かされてしまうの…

人間は、絶対に失敗してはいけないひとに

「あんた頼むよ」と言われたらそれは受けないと。 と、シンクロの井村コーチが。自身の中国コーチ就任について。報ステで。(語尾などうろ記憶) うーん。なんと男前な発言であることよ。 国賊、とかの声もあるようだけど。 ここは、奥歯をぐっとかみしめて彼…

麒麟はお前がしっかりせえ!

M-1グランプリで、麒麟のネタ中の田村のツッコミ。 MCの今田が拾ったのに応えて相方が このツッコミを聞いて泣きそうになった?と言ってたけど、まったくだ。 能力的な差をしりつつも、卑屈になることなく、 対等の高さで、ずばんと放つ、一言。 ほんに、爆笑…

あなたと過ごした十数年は、お姫さまからもらった宝ものです。

と、南野陽子のマネージャーを長く勤めた女性から彼女への手紙。(日テレ特番「同級生」」 おお。全盛期の南野陽子の立ち位置と、 それに振り回された感のかすかな隠し味と、 なにより彼女への愛情が感じられて、いい。 思わずぼんやりつけてたテレビを凝視…

Z(ジー)

創刊2号か。気づかなかった。 団塊の世代向をあてこんだファッション誌名。 もちろん ジーは爺 だが、GではなくZを(ジー)と読ませるところがアイディアだ。 そうか、「Z」をもってきますか。んでも ちょっとツーマッチだなあと感じるのは、 Zがアルフ…

人間ドック

その 赤ちゃんポスト と同じ構造の言葉に 人間ドックがある。 ってどういうつなぎだか連想なんだか。だが。 人間ドックのドックは dock 船の修理・検査のための施設、なのだけど。 日本人には、この小さい「ッ」の後にくる音の清音/濁音の区別がなかなかでき…

こうのとりのゆりかご

匿名の親からの赤ちゃん受け入れを目指す施設の名前。 通称の 赤ちゃんポスト と、この こうのとりのゆりかご との印象の落差がすごい。 こうのとりのゆりかご という名称には、 こどもを育てられなくなった親をこうのとりに見立て、 かれらが手放す命を社会…

ヘリコバクター

ヘリコバクター・ピロリ菌を、 ヘリコパクター、だと思っていた。 たぶん、唯一しってる“ヘリコ”ワード、「ヘリコプター」からの印象で、 「ヘリコ」のあとには半濁音がくることを無意識に勝手にきめていた、のと、 直後に出てくる「ピロリ」のせいもあるに…

けっして巨人戦が邪魔だとか、見捨てるとか、おろそかにするものではない。

と、来年の巨人戦地上波中継を大幅に減らす日テレの久保社長。 ああ、もう。 言えば言うほど。

12/25

きょう12月25日のビジュアルは「雪だるまに顔ふたつ」だった。 これはちょっと…。

I  (ハートマーク)(ハートマーク) NEWYORK

シティバンクの新聞広告 うれしいことが、 うれしい、うれしいことになる(+季節名)。 シリーズで。前回ビジュアルに使われていた Tシャツにプリントされていた文言。 単純だけど、すっと「ラブラブ」の音が頭に浮かんで、 見た目もキュートでキャッチーで…

日本漢字能力検定協会が公募で選んだ2006年を表す一文字。 1995 震 1996 食 1997 倒 1998 毒 1999 末 2000 金 2001 戦 2002 帰 2003 虎 2004 災 2005 愛 2006 命 去年の「愛」にもみられたことだが 「命」を選んだ理由は (まつわる慶事はあったものの) A (=…

ダジャレは最低の芸 だから極めたい

志が低いんだか高いんだか。高いのだ。 うーん。かっこいい見出しだ。 SPAの連載「エッジな人々」にダジャレ芸人 末高斗夢登場。 しょぼくれた顔で、ぜんざいのパッケージ3つをだして、 これが私の… ぜんざい3 わはは。くだらなーい。

コーキシン

猫の尿中に含まれる、匂いを制御するタンパク質の名前で、 その名は「好奇心」に由来する、ことまでは知ってたけど、 ふーむ、欧文表記 Cauxin で、 Carboxylesterase like urinary excreted protein と、発狂するほど強引だがベースになる言葉があったのだ…

小悪魔ageha

好評につき月刊化なった、キャバ嬢ファッション誌。 ということは、世の中にはそれだけキャバ嬢がいる、というわけだ。 …いかなきゃ。 agehaはもちろんアゲハ蝶のアゲハ、なのだけど、 おそらくは創刊当時に流行ってた「アゲアゲ」の「アゲ」で。 こうして水…

感動乞食

見たり聞いたりすれば感動することがわかりきってるものをわざわざ見たり、 じぶんのテンションをむりやりあげて、ことさらに感動しようとする行為を 感動乞食、と表することがあるが、 そう堕さない節度は保っておきたいなあ。 感動は基本的に偶然出会うべ…

ユカタンと いう半島の 名に萌える

業田良家 川柳虎の皮より。 とてもたのしかったのでメモメモ、と。 では キルギスタン、ではどうか。 キルギスなんて、そうとう冷たい語感なのに、この 「タン」いっこで萌えようと思えば萌えられるなあ。

不細工な友情

オアシズ光浦・大久保の往復書簡エッセイのタイトル。 うーん。 ふたりの容貌の、と、友情それ自体の、の いびつさを、 一気にコンパクトに表現してあまりなし! これが「不細工の」では、前者の意味しか表さなくなるものなあ。 ふぞろいの林檎たち、は、もと…

「大目玉を食らう」の語源について考えてみた。

ブラックでほのぼのなギャグ漫画 サナギさん(施川ユウキ)の3巻が出ていた。 ひゃー、相変わらずすばらしい!! 「大目玉を食らう」の語源について考えてみた。 後味の悪い逸話しか思いつかなかった。 とりとめもない不安を覚える言葉 「いいコトずくめ」 わは…

メタボ と メタボリ

メタボリックシンドロームをどう略すか、 メタボとメタボリが権勢を争っている。 メタボリックの中の最も強い音「ボ」終わりの耳なじみのよさと、 「脱メタボ」など、そこから派生する言葉の納まりのよさ、から 「メタボ」が優勢になっていきそうだなあ。 「…

以上について

きのう、チャンネルをあちこち移動してて ジャポニカロゴスの番組予告に出くわす。 来週また看板ちゃちゃをやるようだが、一瞬映った バッティングセンターのゲージに 「一人以上入らないでください」の看板。 ひとり以上の「以上」を数学的定義の「以上」に…

いじめは夢の遠回りなんだ。

と、ヤンキースの松井が、いじめてる側へのメッセージを。(朝日新聞) 以下抜粋。 だって、人をいじめることが夢なんて人はいないはずでしょう。 いじめは夢の遠回りなんだ。 その人にも、自分の夢を早く見つけて欲しいと言いたい。 松井は性善説の青年だなあ…

風の谷のあの人と結婚する方法

格闘家・須藤元気のエッセイ集のタイトル。 もとネタのあるもの(この場合、風の谷のナウシカ)は、 そのぶん一格落ちがちなものだけれど、おおっ。 須藤元気の 理知的なんだけれど浮世ばなれしている あの感じ、がものの見事に表現されていて感動した。