メタボ と メタボリ

メタボリックシンドロームをどう略すか、
メタボとメタボリが権勢を争っている。


メタボリックの中の最も強い音「ボ」終わりの耳なじみのよさと、
「脱メタボ」など、そこから派生する言葉の納まりのよさ、から
「メタボ」が優勢になっていきそうだなあ。
「メタボな○○」なタイトル化もしやすそうだし。
週刊新潮とか文春の年末年始ワイドでまじありそう。


まえから争ってるものとしては、
エンタ と エンタメ これの優劣がなかなかつかない。
エンタの神様」は誰もが認知する番組にはなったけど、
この場合「エンタ」が「お笑い限定」の匂いをまとってしまったし、
「エンタがさあ…」とか話の頭に使ったとき
なにか聞き間違えたかも、な感じがしがち。
(「e」の前についた「子音」を聴きはぐった?、と一瞬迷うのだ)


その点「エンタメ」は4音づかいによる補正が効いて通じがいい。が
それは、発音の量が多い=もちゃっとした印象にもつながるのだけど。


ほかの語とくっつきのよさは「エンタメ」のほうがちょい上で。


エンタの神様」の番組終了、とともにエンタメが優位に立つが
日経エンタ!」がそうささせじと立ち上がる。はず。


※※
メタボリックの「メタ」には、
だめな感じ、だらしない感じの響きがあって、
その意味するところとの親和性、大だなあ。