同情で結婚して何が悪いね

乙嫁語り(3)」。舞台は何世紀か前の中央アジア
かの地には、嫁いだ先の夫がなくなれば、その弟の妻になる風習あり。
そうして“最後の弟”とも死に別れた美しい女性をもらってやれと言われたイギリス人男性。


  イギリス人「(その女性への思慕を抱きつつ)
        そんな同情で結婚するとか
        それはさすがにできませんよ!」
  かの地の男「同情で結婚して何が悪いね
        どっちにしろこの先嫁げるアテもない
        男の甲斐性だろうが」
  イギリス人「それはそうかもしれませんが
        そういうのはなかなか…


        (逡巡→しゅんとなって)
        そういうのはなかなか…
        抵抗があるんです」
  かの地の男「めんどくさい人だなあ」


わはははは。
白人やら、21世紀の極東人やら、
まったく、ちまちましてて始末におえませんな。



読み終えて、あらためて表紙をながめる。と、
“第2の乙嫁”への いとしさとせつなさとがこみあげて
ああもう。ああもうっ。
乙嫁語り」、はやくはやく4巻をーー。


※※
■刺激は疲労を上回る。
    (けさの日経で、三浦知良が)