泣け泣け泣け泣け!

きのう、浅草寺境内をとおりかかると、ちょうど


  泣き相撲


をやっていた。
東西からまわし姿の力士に抱えられて土俵にあがった赤ちゃんが、
行司の


  泣け泣け泣け泣け!


の掛け声のもと、泣き声を競う。
大きな声で泣いた方の勝ち、というルールだから
行司の掛け声は泣け泣け、でいいのだ。
ほんとの大相撲のかけごえが「のこった のこった」だものね。



直前にみた よしもと浅草花月
南海キャンディーズをみて ひるんだらしい最前列の子に山ちゃんが


  あれ? どうしたの、怖かった?
  (こどもがうなづいたらしく)
  うんうん。それ、
  トラウマっていうんだよ(にこり)。


だはは。


泣き相撲やら なまはげやら。
こどもを泣かせたり怖がらせたりは、もう
歴史があるんだから、なエクスキューズかなければ
なかなかできないんだろうけど。
大声で泣いてるのを見て、安心したり笑ったり。
ああ、幸福な光景だなあと、しんみり。