偽装ラブホテル
実態はラブホテルなのに、普通のホテルとして届け、
ラブホを本来建てちゃいけない学校の近くやらなにやらに建てて−−
という
が先日ちょっとした問題になっていたけれど。
このニュースを見て思ったのは、
それにつけても「ラブ」の強さよ。だった。
これだけ ラブ=セックス の意味で使われる用例が長く定着しているのに、
ラブ という言葉がいささかも汚れてないのはどーだ。
ソープがキズものの言葉になったのに。
それだけ ラブ が意味する、カバーするエリアが広く、
ラブホテルいっこでは わたぼこりにもならないのだなあ。
※
先週の「アメトーーク」で、明石家さんまが
それまで 変態の意味しかなかった「エッチ」(※例:スカートめくられ「きゃーエッチ!」)を
「セックス」の意味で使い、定着させた人物だという話をしていた。
以下、さんまが話した、なぜ「エッチ」を使ったか、の うろ記憶。
さんまは、芸人たちが楽屋でセックスにまつわる話をしていて、
この面白さを楽屋だけにとどめておくのはもったいないと思っていた。
しかし、「セックス」と言った瞬間 観覧者が引いてしまい笑いにならない。
セックスの代わりに「交尾」とかいろいろな言葉を試したがダメ。
あるとき「エッチ」を使ったところ、会場が引かなかった−−。
この、エッチの使用範囲拡大はけしからんと昔 苦々しく思ったが、
いや、そういうことだったかー。
現場で試し続けて修正できる お笑い人と演劇人の言葉の強さをあらためて思う。
※※
■また、(同じ時期に)終戦記念日があるからこそ、
「お盆休み」が残り続けているのかもしれないですね。
(ほぼ日「今日のダーリン」090814)おおっ。