ですぞ
酒井順子が日本のほのかなエロについてあれこれ考える『ほのエロ記』。
ああ、たのしかった。
例えばスポーツ新聞のエロ記事に今も頻発する「ですぞ」についての考察。
(前略)そこにテレがあるからこその、変な語尾なのです。
そうかも! スポーツや芸能・社会の記事の“ついで”に読まれるものだから、
“おたがい、男というものは しょうがありませんな”な、このニュアンスは、
必要なのだろう。
いや、今まで「ですぞ」を邪険にしてて悪かった。
熟女AVには無表情なマグロ熟女は出てこないと喝破。
(が、あったらあったで特殊な興味を引くだろう、と言ってるのが素晴らしい)
性的に積極的であることが熟女の最低条件。で、
ある熟女ものAVには「私がぜんぶやってあげる」という
副題がついてましたが、まさにその言葉が、
熟女とは何かということを、端的に示しているでしょう。
…パーフェクト。