少年は野球場が近づくと必ず走り出した。

毎度たのしみにしている、豊田泰光の野球コラム(日経)。



  少年は野球場が近づくと必ず走り出した。
  選手時代、開門と同時に子供がダダっと
  スタンドに散っていく様子を見るのが楽しみだった。


少子化とドーム化と野球離れのため、
めっきり見られなくなった子どもたちのスケッチなのだが。
目に浮かぶ。
きのうの鉄人・稲尾についての寄稿もそうだけんど、
ほんに“利く一行”があるんだよなあ。