大半のひとは才能ないと思う。でもやってみなあかん

DVD「紳竜の研究」。
島田紳助の、ヨシモトの生徒への講義パートは
評判にたがわぬ本気の講義だった。


  大半のひとは才能ないと思う。
  でもやってみなあかん。
  正しくせえへんかったらやめられへんねん…やってないから。


引導を渡しつつも、紳助は、
「努力する筋力」を身につけ、フルに発揮してみろという。


  99%の人間は結果に満足せえへんよ。
  でも、やった選手生活に満足せなあかん。
  NSCで漫才師になろ思ってもほとんどは売れない。でも10年20年先に
  「オレ昔NSCにおってん。完璧にやったねん。ペストつくしてん。
  でも才能なかったわ」言えたら次に進めんねや。


  一生懸命やる「5」(5段階評価の5のこと)を覚えたら、
  違うものを見つけたとき その5を掛けたらいい。
  そうしたらいつか成功するねん。




オシムの通訳として名を上げた間瀬秀一が、
世界の貧しい国の2部3部を渡り歩いた
自らのサッカー選手時代をこう語っていた(「オシムの言葉」)。


   (前略)自分はサッカーを好きで、とことん追求することができた。 
   代表になれたわけではない。サッカーで大金を稼いだわけでもない。
   それでもね、確かに貫いたという自負があります


くーーっ!!


その間瀬氏はオシムの通訳をやるというのは
FIFAの講習を受けながら一緒に実戦で戦っているようなもので、


   そんな貴重な体験をしている僕が、
   将来監督としてタクトをふるわなかったら、
   日本のサッカー界に対して申し訳がないと思うんですよ。
   (中略)絶対、自分が指導者としてサッカーをする。


彼などまさに紳助のいう、次に進める、成功する人物なのだろう。