誘い受け
オタクの恋愛模様を描いて
どえらい感動的なところまで連れて行ってくれた
「げんしけん」を読んでいたときにも気になりつつ
そのままにしていた、このターム。
西尾維新の「化物語」に出てきたのを折に、検索。
はてなダイアリーキーワードによると、
誘っていながら(行動としてはポジティヴながら)キャラとしては「受け」という、
やおい(ボーイズラブ)小説の登場人物におけるキャラ設定・属性。
優等生を落とそうとする小悪魔的なキャラなどに使われる。
なるほど!!
反対語は「誘われ攻め」すか!!
ツンデレといい、微妙な二面性をなんと的確にすくいとるものよ。
※※
その化物語。
最近のお笑いトークのメソッドをフルに詰めこんだ
会話の巧みさにとにかく圧倒される。
「どうせそれ以外は何も知らないんでしょう?」
「言葉の暴力って知ってるか」
「なら言葉の警察を呼びなさいよ」
フレーズのテンポと切れ味がぜんぜんちがうのだ。
第二話のラストシーンで
ヒロインから繰り出される、ありえないお下劣台詞の
“泣かせ”にもしてやられました。