主人公、それは倒産

「読むのが怖い!Z」。
永江朗による、倒産を経験した筑摩書房の社史
筑摩書房 それからの四十年 1970−2010」の宣伝用文言について
大森望が語る。


  帯に、「主人公、それは『再生』」って書いてあるんですけど、
  本文中には、「影の主人公は倒産だ」って書いてあって(笑)。
  やっぱり帯に、「主人公、それは倒産」とは書けなかったんだな、って。


まあ、それは赦してあげても。ねえ。


なまの声がこれほど多い社史は珍しいのではないか、すごくおもしろいです、
北上次郎もベタぼめなのだけど、
アマゾンの数少ないレビューではけっこうなくさされよう。
いいや、永江朗に任せてまとめよういう覚悟の本が面白くないわけがなかろう。