北へ。海へ。道へ。

中野翠「金魚のひらひら」で、
幕末の探検家にして「北海道」の名付け親である松浦武四郎を知る。
蝦夷地とか蝦夷県とか呼ばれてたらと思うとぞっとするし
(まあ、あまりいいニュアンスで用いられなかった言葉だから
 まんまはなかったにしても文字だけ変えて「恵祖県」とか、ねえ)、
おおらかな、おおらかな名フレーズ


  でっかいどう、北海道。



  北へ。海へ。道へ。


の広告もなかったわけだ。
松浦武四郎、北海道をありがとう。