日本語は四拍子

昨年BSで再放送していた小林賢太郎テレビ「ポツネンと日本語」を見る。
小林賢太郎齋藤孝に、七五調はなんで気持ちいいんですかねと質問。
いきなりの無茶ダマに首をひねりつつ、齋藤孝
「あいうえお かきくけこ… 5が絶対数になっているからかも」と
ひとつの仮説を提示していた。



四半世紀前に読んだ新書に、「日本語は四拍子」(うろ記憶)があって、
ざっくり、俳句でも短歌でも四拍子で読まれ、
四拍子で読むには休拍やブレスをとることを考えると五七のタマ数はちょうどいい。
というもので大いにうなづいたものだった。


検索。


おお。
ちくま学芸文庫「日本語のリズム―四拍子文化論」別宮貞徳。
そうそう。べっくさだのりさん。
かたちを変えて読まれ続けてるのだな。うんうん。


「日本語は四拍子」で検索したところ、


  日本語は四拍子 英語は三拍子


な見出しのブログもあちこちに。
そうか、英語は三拍子か。
四拍子文化論、もっぺん買っとくか。