話の展開の間口がいやもうせまいせまい

西原理恵子人生画力対決(4)」。
山岳レスキューの男を主人公にした漫画「岳」の作者がサイバラに泣き語る。


  山漫画って山の手線ゲームじゃないですかー  
  登山→雪崩→滑落→救助→失敗
  (中略)
  ずっと同じことくり返しで、あと
  山登ってる人って善人ばっかで


  話の展開の間口がいやもうせまいせまい



わはは。
作者自ら語ってくれるなら、言ってしまおう。
「岳」は、作者が語るこの理由のため、
コミックスでまとめて読むとおなかにもたれて、
1冊でやめてしまったのだったなあ。
ひとつひとつはいい話なのに。


※※
■彼は75年十分に生きたと思います。彼の大好きな音楽
「ザッツ・ア・プレンティー」、これで十分だ、
 そのとおりだと思います。冥福を祈ります。
            (山藤章二の、談志への弔辞の結び)