までい

先日、飯舘村の役場が福島市に移る前夜、
9時のNHKニュースでは村長の背後に


  までいライフ


を掲げる飯舘村のポスターが映り。
報ステではその までい を


  真手(までい)


と漢字に置きなおして、
手をかけてやさしくの意(すんごいうろ記憶…)、と解説していた。
で、けさの東京新聞には


  までいな力 --手間暇惜しまない--


の大見出しが。



おらも北海道でこどものころよく まてー という言い方で
使ってたなあ。
「間に合わないからそんな まてーにやんなくとも」みたいに。
で、ずっとこれ 真(ま)ていねいに を略した言い方だと思ってたけんどな。
んー。


「誰にでもわかる福島県の方言」(歴史春秋社)。


  まてい(までえ) 意味:丁寧
           まてい(県内) までぃー(浜、中、会)


webサイト「北海道方言辞書」。


  まて△【真丁】[形動] =まてい 〈中〉
  まてい【真丁】〔「真丁寧」の略。〕[形動] まめである。
         几帳面。丁寧である。


んむ。
“「真丁寧」の略”、発見!


「真手」か「真丁寧」か。どっちなんだろの。


※※<今日の疑問>
しろうと(←白)と くろうと(←黒)は、どっちが先にあった言葉だろう?