福島の人々はしっかりと怒らないといけません。
毎日jpにアップされていた、昨日の毎日新聞夕刊の、
郡山出身の西田俊行インタビュー。
一極集中の東京では膨大な電力を消費し、それを賄うため、
福島や新潟では無理に原発を稼働してきたのではないでしょうか。
防災は二の次にされてきたとしか思えない。今回ばかりは怒りが
こみ上げてくるのです。地震と津波だけで十分大変なんですから、
原発の苦労なんて本当はしなくていいものなんです。私自身テレビで
「頑張ろう」と呼びかけながら、自分の声がどこか空疎に感じます。
今や「放射能がうつる」「福島の女性を嫁にもらうな」などという
ひどい差別まで広がっており、人間の尊厳さえ奪われかねない。
東北の人々の我慢強さが裏目に出ないか心配です。(中略)今回ばかりは
福島の人々はしっかりと怒らないといけません。みんなでそれを
支えましょう。
ああ。西やんに、ここまで言わせてしまった…。
折しも、川崎市長が福島の震災ゴミを引き受けるといえば、
放射能の移ったそれと思いこみ抗議が殺到し、
福島から避難してきたこどもを、こどもが
差別したというニュースが重なった、きのう。
福島の人々はしっかりと怒らないといけません。みんなでそれを
支えましょう。
この言葉を、くりかえしくりかえし噛みしめる。