あきらめるのはつまらない

アサヒドットコム。戦力外通告を受けつつ
なお現役続行に意欲をみせる工藤公康投手の、好きな言葉。


  『あきらめない』だな。あきらめるっていうのが、よく分からない。
   つまんなくない? うん、つまらないよ


うんうん。
あきらめるのは、つまらない。
つまらないことをすすんでする必要、ないものね。



こないだ阿久悠スポニチ連載「甲子園の詩」スクラップを
ひっっっさしぶりにめくりかえしていて。
1981年の、準々決勝の名古屋電機 対 志度商の結果を伝える新聞記事、


  大黒柱・工藤の投打にわたる活躍で
  名電が準決勝に進出した。


その翌日の準決勝、報徳学園 対 名古屋電機の記事、


  (前略)報徳学園はやや疲れの見えた工藤から
  七回二死二塁、金村の中越二塁打でダメ押し点を奪った。


に手がとまった。
この工藤が工藤公康で、金村が、「在日魂」の金村だ。
彼のあと何十万人の球児が
夢を追い、夢破れ(、何人かは夢をかなえながらも)
グラウンドを去ったかを思い、くらくら。



ゆうべゆきあったテレビ番組「プロ野球戦力外通告2010」で、
若くして戦力外通告を受けたある選手の母の言葉


  自分で辞めるのを決められる選手になってほしかった(※うろ記憶)


が、せつなかったなあ。