余命○か月

重篤な病気になり余命宣告を受けるとき、
見聞する範囲では
「○か月かもしれないが○か月かもしれない」のような、
“揺れ”を含んだ言い方がされるだろうし、
実際“揺れ”を含んでいるものだろう。


しかしたしかに、
余命3、4か月、とか、余命5、6か月とか いう言い方はなじまない。
「余命」の深刻な響きが
「3、4か月」のような揺れ、遊びのある言葉を受け付けないのだ。


だからこそ


  余命3、4日の花嫁


の、そこまで さし迫ってその余裕かい、な おかしみが生まれるわけだな。