アドレス
フィガロジャポン・ヴォヤージュvol.18(2009)をめくっていて、
あるホテル紹介の見出し、
どのアドレスにも
自然や海を感じる仕掛けが!
を見て、こういう「アドレス」の使い方ーー
「住所」ではなくて、
建物・店・部屋のひとつひとつを表す使い方がずいぶん
定着したのだなあと思う。
(このホテルの場合、アドレスは、
部屋を含むホテル内の施設、を指しているもよう)
アドレス の使用範囲の拡大は
代官山の再開発時につけられたタワーの名前であり一帯の名前である
代官山アドレス から
始まったのではないか?
初めて 代官山アドレス の名を聞いた時
その こじゃれた印象にやたら感心した記憶がある。
すでにある言葉の意味をちょっとズラして使ってかっこいい、って、
なんてかっこいい やり口だろう。
※
一瞬検索すると 代官山アドレス は できてもう10年。
代官山アドレス・ディセのHPによると
名前の「アドレス」には「住むところ」のほかにも
「挨拶、呼びかけ」の意味がこめられています。
おおう?
英和をひくと address には 挨拶・式辞とか応対ぶりとかの
意味が上位にきてる。
そうでしたか。