世界の臆病が集つて相談する所です。

佐高信筆刀両断」(講談社文庫2006)をトイレで読み継ぎ読み終える。
その中で紹介されていた、1932年の「アサヒグラフ」掲載の小学5・6年生の座談会記事。


記者の「国際連盟といふものをどう思ひます。」との問いに、
小学生・加藤君がずばりと言い放つ。


  世界の臆病が集つて相談する所です。


あまりの切れ味に思わず笑ってしまったが、笑いごとではない。
いつだってこどもは大人の鏡なのだ。
そんな加藤君もご存命なら90歳近くかあ。