2009-10-23 世界の臆病が集つて相談する所です。 佐高信「筆刀両断」(講談社文庫2006)をトイレで読み継ぎ読み終える。 その中で紹介されていた、1932年の「アサヒグラフ」掲載の小学5・6年生の座談会記事。 記者の「国際連盟といふものをどう思ひます。」との問いに、 小学生・加藤君がずばりと言い放つ。 世界の臆病が集つて相談する所です。 あまりの切れ味に思わず笑ってしまったが、笑いごとではない。 いつだってこどもは大人の鏡なのだ。 そんな加藤君もご存命なら90歳近くかあ。