雑誌を束ねていて、あ、
山田太一のインタビュー(週刊ポスト090102/09)を読みはぐってた、と、手を止める。
山田に、眞鍋かをりが
ノスタルジーではなく、常に「今」を
描くとすると、それはとても大変な作業ですね。
というと、山田はこう答える。
でも、僕だって「今」を生きているわけだから(笑い)。
今74歳だけど、その視点で今の時代を生きているわけだよね。
うむむ。
若者だけが今を生きているわけではないし、
取材や観察を怠れば、
若者が描く老人も、ベテランが描く若者も、それぞれにズレてしまう。
それだけのことなのだ。