「おっぱっぴー」は脳の反応速度の速い言葉
たまさか録画されてた「ドリームビジョン」(071220)で、
小島よしおの人気を科学的に分析していた。
「おっぱっぴー」は脳の反応速度の速い言葉なんです。
なーにをわけのわからないことを、と消去しようとするが、
話しているのが名著「言語学は科学である」の城生佰太郎先生だ!と気づき
手をとめる。
Na: 脳は聴覚からなんらかの刺激を受けると、
事象関連電位という電気を放電し、その情報を処理する。
その電気が生じるまでの時間が早ければ
脳の反応速度が速いということになるのだ。
脳の反応速度が速い→ 聞いたひとに 強い印象を残す → 覚えやすいフレーズ、
で、バ行は反応速度の速い言葉のひとつだという。
ふーむ。
※※
この6,7年、本屋で城生教授の新刊を見ないので、よもや…、とか
思ってたけど、ばりばりだった。うむっ。
なんか新しい本出してないかしら、とアマゾンで検索。
おお、2006年に出てるじゃん。
実験音声学と一般言語学―城生佰太郎博士還暦記念論文集
…。
18,900 円
…。
えーと…。
情報センター出版は、しろうとむけにわかりやすく書いていただき
「言語学は科学であるⅡ」を、ぜひ。
※※
「ドリームビジョン」で、日芸の川上央 准教授による別角度の分析。
自分の心拍数より少し速いテンポに 強い誘因効果がある
↓
大人の心拍数79BPM 、子供の心拍数は113BPM
↓
「そんなの関係ねぇ」は125BPM
↓
そりゃ、こどもたち夢中になるでしょう
おおお。勉強になりもした。