母 の書き順
書道漫画「とめはねっ!(2)」。
「母」の字を書道部員が順に一画ずつ書いて完成させるリレー書道対決で、
ヒロインの女の子がお題の「母」を
最後に書くべき“ど真ん中水平”の「一」から始めてしまった、さあどうする!?
な展開に。
が、おらは彼女を笑えない。
おらは三画目に水平の「一」を引いてからその上下にちょんちょん打ってるもんなあ。
※※
…筆順て、
おおよそ左上から右下向かって、部首とかつくりのパーツ単位で書く、ぐらいの
ざっくりしたルールでとめて、
正解・不正解までつきつめるものではないのではないか。
言い過ぎ。でもすくなくとも。
「こっちとこっちは、どっちを先に書いても問題なし」みたいな部位が
ほんとは存外に広いのではないかしら。
とか勝手なことをいうおらも、母 を
1.一画目を折らずにやめる
2.二画目はふつうに書く
3.以後、上から順に「ちょん」「横棒」「ちょん」「横棒」
みたいに書かれたら、イラッとするんだろう。
※※
しかし。「右」「左」の一画目の順番が違うのなんて、
“象形文字時代の筆順に由来する”とか言われても、やっぱり、
同じカタチ(とめかた、はらい方)にしといてなーにゆってんの。よね。