はめころされてない窓を見ると

大人計画フェスティバル」をDVDで。
松尾スズキのママさんコーラスの一曲、「はめころしの窓屋さん」は
気さくだが


  はめころされてない窓を見ると
  はめころさずにはいられない


男の歌だ。だはははは。


※※
開けられなくする、動かなくすることを「殺す」と表現する
「嵌め殺し」。たしかにずっと違和感のある言葉だった。が、ああ、


そういえば。逆に
植物を殺してきておいて、それを「生ける」というのも
そうとう不遜な物言いよのお。


※※
このママさんコーラスは、
「ブラック」だったり「下品」だったりの
ママさんコーラスと真逆のフレーズを歌わせるしかけなのだけど、
その最後の一曲が、尾崎豊の「卒業」。
おおっ。「反抗」も、真逆だよなあ、と笑いつつ、
ママさんたちが4小節ずつソロで歌い継いでゆくのを見てるうち、
意外やぐっとも来てしまう。