鍛高譚

けさの新聞広告で 鍛高譚 の「鍛高」が、白糠町・鍛高という地名だと知った。
・タンタカタン という はずんだ音
・地名というしっかりした裏づけ(こういうのが言外ににじむのだ)
・「高く鍛える物語」という、一切の妥協をせずに作り上げたニュアンス
・(しその紫と、現物の白(い瓶)の落差というヒキ)
一度買わせる・注文させる力のある名前だ。


道の駅「恋問館」のHPによると、ネーミングについては、
 ・おいしそう ・恋しそう ・タンタカリカー(タンタカタン) ・ホワイトリペーラ ・恋問館
の5つが選考されたが、


  最終選考でタンタカリカーが残り、リカーは酒の意味であり、あえて付けなくても良いので
  語呂合わせでアイヌ語の「タン」(譚)かたる・はなすの意味をを付け加えた。 
  また、タンタカは原材料である紫蘇の産地であり、アイヌ語でカレイを意味し昔ここまで
  カレイが遡ったことを意味している。そのためパッケージには、カレイが遡った伝説の話(譚)を掲載している。


とのこと。すばらしい。
なお、「おいしそう」「恋しそう」には「しそ」がかかってて、
「恋問」は近くの「恋問(こいとい)海岸」に由来。「言問橋(ことといばし)」より
ずいぶんと散文的だけど、北海道ならありな地名でしょう。
(リペーラが何かは不明。アイヌ語で しそ だったりするのかなあ。ぽくはないけど。※検索ヒットなし)