最終的に、無罪判決を書くとき、これはやっぱりうれしい。

「それでもボクは〜」のシナリオブックの中で
周防監督と対談した元裁判官・木谷明氏の言。
思いもよらないひとことだった。


山田太一の昔日のエッセイを思い出し。ひっぱりだしてきた。


(外科医になった友人に)
「医者になって何年ぐらいすると、患者が死ぬのを平気になるんだ?」と聞いたのである。
「平気になどなるか」と温厚な友は珍しく怒り(後略)
                        (「いつもの雑踏 いつもの場所で」)