金魂巻

渡辺和博氏がなくなった。
金魂巻(きんこんかん) マル金 マルビ 
そりゃブームになるよという、鮮やかな切り口とタームだった。


当時のハードカバーをめくる。
コピーライターのマル金イラストは思い切り林真理子で、
巻末の出版社の話題書案内には
 ルンルンを買っておうちに帰ろう
が載っていた。
カバーの折り返しには 渡辺氏とともに著者として若き日の
えっらくかっこいいコータリン=神足裕司の写真が。


23年。四半世紀なんてあっという間だ。


渡辺氏のご冥福を祈る。