その時の感情で子供を叱ること

松尾スズキの12歳の大人計画より。
小学6年生が自分の親に「自分のどういうところが子供か」インタビューしたら、


 その時の感情で子供を叱ること


と答えが返ってきて、その子がビックリしたという。


子供の質問に真剣に考え、その後の教育上不利になるかもしれないことを、それでも答える
この親御さんは大人成分、ではなく誠実成分の多いひとか。


※※
松尾スズキが子供が苦手なところ、という話の中で、


 (飛行機の中で)ギャー!って泣いてるくせに半額なのはちょっと許せない感じがする。


シメの言葉では、

 
 自分が大人になると、自分の親とか育ててくれた人が
 必ず自分より弱い立場になってしまうのね。


わはは。「大人について考える」授業だからといって、そんなことまで。すばらしい。


※※
あとがきで

 
 授業を始めてまずぶっとんだのが、
 ほとんどの生徒が「別に大人になりたくない」と答えたことである。


スタッフ一同愕然とした、とある。
ほんに驚いた。
おいらも こどもは早く大人になりだかる生き物だと思っていたからなあ。
それだけ子供としての生活がいごこちがいい
あるいは
大人って大変そうに見える、ということなのだろう。


 ずっと子でいたい ずっと子でラッキー
 だいすきな おもちゃに かこまれて


といざラすのあの歌は現代のこどもの気持ちを
ずばりと言い当てていたのだった。


※※
あ、トイザらスだ。
この間違えかたは珍しいのでそのまま残しておこう。