けたぐりという言葉自体、品がない。

と、横綱審議委員会内館牧子が。
けたぐりで勝った朝青龍について物申す。
そんなこと考えたことなかったが。うーん。


けり倒す  → けたおす
けり転ばす → けっころばす


のような、つづめ方に品のなさを感じてるのかしら。
となると。蹴る+手繰る、だから


けりたぐり


ならば大丈夫かしら。うーん、しかし。
「蹴る」という言葉自体に相撲道に反するものを
感じてる、ということなのだろうなあ。
あるいは ぐり がいやなのか。


いずれ朝青龍にとっては難癖以外のなにものでもないが。



えーと、
清水ミチコが、相撲の決まり手は京料理の名前のようだ、と、
以前書いていて、その見事な発見には笑った。


こちら冬瓜の押し出しでございます。
こちら水菜とじゃこの かいなひねりでございます。とかそんな。
そのデンでいくと、


こちら浅蜊のけたぐりでございます。


たしかにちょっと らんぼう気味ではある。