よく走る者は遠くまで走る。

と、増田明美へのインタビュー記事の地の文で、溝口敦が(媒体は「通販生活」)。


ラソンをやめたのちますますフィールドを広げ、かつ、
それぞれの仕事の質を高めていく増田の今を
端的に軽やかに表現した、すがっすがしい一行だ。


ライバルの子を太らせようとごはんを
ぎゅう詰めによそったエピソードなど、
面白く読んだけど、
その中で唯一あんばいわるかったのが
ページの飾りに使われた彼女の台詞のチョイス。


「人はみんな自分という
 人生の長距離ランナー
 なんだと思えてきました」


こ、ここをピックアップするのは
さすがにありがちすぎでしょう。