家畜化する子供たち
という刺激的なタイトルに釣られ文藝春秋を買う。
蛇口がひねれない、ボタンがはめれない、
おかずのヒジキを「虫だ!」とパニックになる、
ふとんの中で朝食を食べる、
テーブルを使わず床に直接食事を並べて食べる、
和式便器がつかえないetc。
要は親のしつけ放棄と生活装置の進化によって
かつての子供たちにできたことができなくなってる、式のありがちなレポートで
(いや「床食い」などの事象報告には興味深いものはあったが)
肝心の
家畜化
のキーワードについてはまったく言及がなく。
最後のまとめブロックに
モノを与えるだけ、ワザを仕込むだけで育てた気になってるなら、
それは家畜やペットにも劣ることだろう。
こんなカタチで「家畜」が出てくるだけだった…。