ひとつの「たいへん」が終わったら

「おかあさんの扉2 二歳児の逆襲」
お尻丸出しで走ってゆく二歳児。
追いかける母の腕には おむつパンツ的なものがかかっている。
そこに被さる物思い。


  ああ、そうか…
  ひとつの「たいへん」が終わったら
  次の「たいへん」が
  やってくるだけなんだ…


わはは。
おむつがはずれたら、かいじゅうの時代に突入し、
そのつぎにはまた…。
育児の果てなさだけじゃなく、なんか、
じんせいそのものの 哀感がにじむ、
なんとみごとなヒトコマかしら。