帰ってもいいということは、

立川志らく「雨中の、らくだ」(2009)。
志らくが師匠の立川談志の家の掃除を終え、
ごろごろしていると「もう帰ってもいいぞ」と言われたのですぐに帰った。


  すると師匠は明くる日、激怒しておりました。
  「お前は帰ってもいいといったらすぐに帰りやがった!
   帰ってもいいということは、いてもいいということだ!」


わははは。
人情の機微と理不尽の境界のところの感情をぶつける師匠、すばらしい。