「(半ペソ声で)じゅるるー」

先週の「空から日本を見てみよう」。
那須・塩原のアイガモ小屋にズームして、
今シーズンのアイガモ農法に使われた鳥たちだと紹介。
来シーズンまでここで過ごすんですねという くもみ(柳原可奈子)に、
非情の通告。もうすぐ食用にされるのだ。
場面変わって、当地の秋祭りで鍋が供されている。


  くもみ「なに食べてるんですか」
 おじさん「アイガモ汁ですよ。おいしいですよ」
  くもみ「もしかしてさっきのーー!?」
くもじぃ「くもみ、だまっていただくんじゃ!」
  くもみ「(半ペソ声で)じゅるるー」


おいしい米をつくるためにがんばってくれた
あんなかわいいアイガモちゃんを食べるなんてかわいそう、
でも、おいしそう。


「いのちのたべかた」までは なかなか見せられないけれど、
こどもたちの考えるきっかけとして、この場面、使えるのではないか。



  ともだちなのに、おいしそう。


映画版「あらしのよるに」のキャッチフレーズ。
すばらしかったなあと、ふと思い出す。