その品物がその人のあだ名になることが多い
「君の天井は僕の床(2)」。
コンビニ店員の独白。
どの時間帯も常連が多く
たいてい同じものを買っていくので
その品物がその人のあだ名になることが多い
…。
深夜に通うコンビニでは雑多にカゴに詰め込むおいらだけど
必ず買うものが1コだけある。
ということは俺は
かのコンビニで
ボスブラック
と呼ばれてるやも。
むふふ。わるくない。
…。
いや、
その缶コーヒーが20円引きになってる期間には
4コとか6コとかついまとめ買いしてしまうのでアダ名は
100円ボス
かもしれない。
それはぜったいいや。
※
「君の天井は〜」。コンビニで女子高生が
やっぱさあ 女がハタチ過ぎたら
終わってるよね
ババアだよババア
などと言い交わす。のを、
女店員レジで聞きつつ、彼女の買いものをチラと見て
どんなにクソ生意気なことを言っても--
(お買い得105円の)1リットルの紙パック飲料しか
買えないところがカワイイ
と思う。
おおお。それはカワイイなあ。
※※
■着ぐるみって もしかしたら理想的なお父さんだもの
いつも笑ってて 大きな手で頭をなでてくれて
ちょっとおまぬけで 何でもされるがままなの
(「Papa told me 〜カフェで道草〜」)