鳩が出ますよー
きょうの「ゲゲゲの女房」。
記念写真を撮るシーンで、シャッターを押す合図に
鳩が出ますよー
とやっていた。
時は、昭和38年。
カメラそのものについての知識がなかった時代に
とにかくレンズのところに視線を集めようと生まれた言葉は、
なかなか長命だったのだなあ。
おいらがものごころついた時にはすでに
はい、チーズ
だった。が、だれが始めたかしらないが、
「う」音終わりのこの言葉で自然な笑顔がつくれるだなんて、
いや、ながい不幸な時代がつづいたものだ。
その点、
「1 たす 1 は ? 」「 にー!」
は、撮影者とのコール&レスポンスでタイミングをとりつつの、
「い」音終わり。素晴らしい発明でした。
“口角を上げさせてから笑顔をつくる”という呼びかけを、
誰か有名なひとが発明・発信してくれないかなあ。
きっと一気にひろまるぞ。