アンゴラ

日比谷公会堂でファドの歌姫・マリーザのコンサート。
マリーザが、会場の外国人にどこの国から来たかを呼び掛け、
アメリカ、カナダ、ニュージーランドと、声が上がるたび、マリーザが応える。
会場にさざめきが起こった国名は、
マリーザの生まれた モザンビーク。それから、


  アンゴラ


ほおーーーっ。
アンゴラって国そのものの珍しさと、


アンゴラって国なんだ。という、ちいさな驚き。


カシミア ← インドのカシミール地方、との高さぞろえの類推で
アンゴラって国というよりも地方の名前のイメージがある。



マリーザ、
歌声もさることながら、のびやかな肢体のきれいさに、うっとり。
両手を頭上にあげ、魚がしなるように体ぜんぶをつかって拍手をあおる−−
ああ。きれいだったなあ。


めあての曲が入ったDVDがあったら、でたら、買おうっと。



会場の日比谷公会堂は建って80周年。
椅子も、床も、売店も、「公衆電話」の指示看板も、すがすがしいまでに古めかしい。
ネーミングライツをぜひ お線香の 日本香堂にやってもらって、
会場名は 日本香堂 そのままで、というのはどうだろう。