日経の訃報で、
コピーライター草分け 土屋耕一氏
が なくなったことを知る。
土屋氏らが拓いた広告世界を“面白がること”を
旨としてスタートした雑誌「広告批評」が使命を終え、
次号で終刊するという符合もさびしい。
つい10日前に ひさしぶりにひっぱりだした
「土屋耕一全仕事」をまためくる。
おいらがこどもだったときの
明治チョコレートの、ゴリラのぬいぐるみを景品にしたキャンペーンの、
俺、ゴリラ。社長の代理。
も氏の仕事。
今回20年ぶりにでくわしまた吹いた回文の傑作、
酢豚つくりモリモリ食ったブス
は、明治カールの広告用につくられたものだったとあらためて知った。
もちろん伊勢丹のあの広告も、資生堂のあのコピーも---。
ご冥福をお祈りします。