雲梯

犬のジュース屋さん(2)を読んでて、
犬さんの特技


  雲梯


雲の はしご、と書いて うんてい、の
音のへげへげ具合に似合わない、意味のかっこよさにぐっとくる。


むかーしの公園遊具の名前は、きほん、


砂場 鉄棒 滑り台 と、まんまが過ぎるものが多いが


ぶらんぶらんするから 


  ぶらんこ (新明解には「ぶらここ」からの変化、とあった)


は、なりたちはアレだが「ブラン」が、
欧米のプラン(ex.モンブラン)に重なって いまやオシャレですらあるの。



こどものころ、となりの児童公園に


吊るした丸太が前後する遊具 があったが、あれを


  遊動円木


と呼ぶと知ったときはけっこう驚いたっけ。
あの遊具の 見た目と動き を表す漢字を並べただけ、というかなんというか。
いま名づけるなら、フライングツリー あたり。


こどもの頃は シーソー を ぎったんばっこん と呼んでいたが。
(おお。言泉にちゃんと幼児語として載っている)


ぶらんこ、ぎったんばっこん にならって 遊動円木を 擬音語系の名前にすると、えーと。







エッチな名前しか思いつかない。