だってソープはお風呂でしょ
体当たりルポ集、「少々オカシクないですか?」(富田和彦)。
デリヘルやヘルスが こそこそしているのに、
ソープだけ堂々と営業できている理由を探る。
そもそもソープは
銭湯、サウナ、健康ランドのカテゴリーとして
「(前略)遠い昔に許可が下りてるんですね」
と新宿の保健所氏。
デリヘル、ヘルスのように警察が管理・管轄する“風俗”ではなく、
ソープは、保健所が管理する、あくまでお風呂だったのだ。
「我々保健所が検査するのは、あくまで水質・衛生・設備など建物自体に
対するものです。中でどんな営業がなされているかは、一切関係ありません」
ということで18歳未満の雇用や薬物に絡んだりしなければ
“管轄違い”の警察は きほん出張ってこない、ということらしい。ふーん。
「だってソープはお風呂でしょ」
ライター氏は お店や保険所や警察に 何度もぬけぬけと しらじらと、そう返されている。
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■乗っけ 回転寿司で「握る」のではなく、ロボットが固めたシャリにネタを乗せる業務
(本物の職人が不要なので人件費が抑えられる)
(「少々オカシク〜」)