勝負の大勢が決したあとも、
なおテレビを見続けてもらおうとするアナウンサーが言う常套句。
きのうは高橋VS土佐のマラソンで、
高橋の足がびたりと止まりみるみる引き離されたところで使われていた。
まあ、商売としてはしょうがないとは思うが、
ほんとうは、きちんと
“(初マラソンを除き)日本人にはただの一度も(!)
負けたことがなかった王者が、追い抜かれてゆく物語”を
伝えてほしかったなあ。
でも、折り返し地点をまかされて「この走りが北京への!!!」みたいに昂ぶる
若造アナウンサーのを除けば、悪い中継ではなかった。
高橋びいきもファンの多寡を考えると許容の範囲だったかと。