阿久悠40周年特番

阿久悠40周年特番を見る。
あらためて阿久先生の言葉の強さ、というか固さ、に驚く。
一気に書いた荒い部分はたしかにそこここにあるのだけれど、
それすらものともせずに押し切る“芯”があるのだ。
ジュリーの一連の作品の堅牢さはどうだ。
チャーが好きだと言ったフレーズ
「うまくいく恋なんて恋じゃない」の
居直りと諦念とある種の色気の混ざったキメ言葉はどうだ。


ただ、鳥越俊太郎氏の対談で互いが語っていた、
今の歌詞は聞こえない、という指摘には、
「いや、今のコたちにはちゃんと聞こえてますよ」
と言わざるをえないけれど。


TBSの構成については
阿久先生にすごく敬意をいだいてるひとがつくった部分と
そうでないひとがやっつけでまとめた部分が
あからさまに分かれすぎていて、不満が大きいけれど。
ともあれ、
よくスパイダースのモンキーダンスをやった!!と思う。