苦手とヘタはちがいます。
ゆうべの「弱くても勝てます」。
新任の化学の教師・ニノと、野球に未練を持ちながら
その時間はないという進学校の生徒・福士蒼汰の会話。
ニノ「苦手分野を避けて得意分野に特化するというのは
生物として自然の流れだからな」
福士「いやあの俺は」
ニノ「なんだよ」
福士「オレにとって野球は、…ま、ヘタですけど
けして苦手分野ではありません」
ニノ「…詳しく聞こうか」
福士「苦手とヘタはちがいます。
苦手とは、自分でそう思ってるってことで、
ヘタは客観的に見てそうだってことです。
だから俺は」
ニノ「苦手とは思っていない」
福士「はい。…おこられそうですけど、
自分の中で野球は得意です」
ニノ「得意分野なら、伸ばすべきだな」
むふふふ。
楽しいなあ。
と思ってみてると初回のクライマックスでは
じらして、すかして、じらして、ずばん!!
これ、俺の大好きな、変格の皮をかぶった王道学園ものではないか。
脚本は…
ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕。
おおおおっ。
笑わせて笑わせてゆだんさせてからじゃないと今の客は泣かない。
むかしメモした、そんなこと言ってたのは誰だったっけなあ。