2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

WARM BIZ

クールビズが意外に環境的・商業的に効果があったようで、では 冬は室温20度の部屋であったかいかっこうで働きましょう、 というウォームビズだそうだ。 それはいいのだけど、けさの新聞の 「うちエコ」=家でできるエコロジー、の連合広告の中に WARM BIZの…

無理心中は「殺人プラス自殺」

以外の何ものでもない、と 先の文庫で日垣隆が指摘。 親の勝手で命を奪われる子供が今後 すこしでも減るように、 厳しい言葉だが、この認識は必要なのだろう。 ※※※ ■パトリオットミサイルのpatriotは「愛国」の意味だった。いまさらだけど、う、うおー。

そして殺人者は野に放たれる

このほど文庫化された日垣隆のノンフィクションのタイトル。 殺人者が野に放たれた“結果”ではなく、 野に放たれる“原因”こそ大問題である、ことを感じさせる この「そして」、実に効いている。 先行フォーマットである、20年前の銀色夏生作詞の名品 「そして…

水天宮前はZ10

東京メトロと都営地下鉄の各路線には 路線記号のアルファベットと駅番号が割り振られていて、 浅草線人形町はA14、日比谷線人形町はH13、なんて具合になっている。 で、歴史の古い日比谷線に頭文字「H」をとられてしまった わが半蔵門線「HANZOMON」は続く …

でれすけ

きのうようやく見た「フラガール」で、 駅の線路越しに松雪泰子と蒼井優がたがいに投げかける東北弁。 意味は、 じぶんの思うようにしか行動しないはんちくもの(男を指すことが多い) といったところか。 えーと。検索すると、ざっくりと「ばか」か。なるほど…

ウンデレ

夏目漱石の妻の聞き書き「漱石の思い出」だかにでてくるという、 妻のいうことにウンウンうなずいてデレデレしてる夫 のこと。わはは。ツンデレとまるきり同じ組成ではないか。

天国のいちばん底

勝谷誠彦の小説のタイトル。 氏のデイリーコラムから推察すると灘高時代の大あばれ、の話のようだ。 おお、主人公たちが立っている場所「底」の この不穏な楽しさと不安定さ、いいじゃないか。 むかしのくらもちふさこの漫画に「海の天辺」があり、 あれも …

問題傑作

大沢在昌「新宿鮫Ⅸ 狼花」の帯に書かれていた文言。 問題作と傑作を融合させ短く強いワンワードに、という意図はわかるが、 こうしちゃうと 「問題作」の、異色であったり物議をかもしたり、のニュアンスは引っ込み「問題のある=難点のある」の匂いが「傑作…